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2024年08月26日
陸上自衛隊 航空服冬,陸, 2001年度
1990年代から2010年代まで、陸上自衛隊のヘリコプターパイロットに支給されていた航空服冬です。
セパレート式の航空服上下の上に防寒着として着用します。
襟の茶色いボアはスナップボタンで取り外す可能で、前面はスナップボタンとジッパーの二重開閉です。
現在は、航空服,上衣,迷彩,が採用されています。

セパレート式の航空服上下の上に防寒着として着用します。
襟の茶色いボアはスナップボタンで取り外す可能で、前面はスナップボタンとジッパーの二重開閉です。
現在は、航空服,上衣,迷彩,が採用されています。


2024年05月24日
陸上自衛隊 航空服,上衣,迷彩, 2013年度
2010年代から、航空服冬,陸の後継として採用されています。
戦闘服と同様、難燃加工・IR迷彩が施されています。
従来の陸上自衛隊 航空服冬,陸,と同じく、材質は芳香族ポリアミドで、材質、契約者と縫製会社も同じままでした。

戦闘服と同様、難燃加工・IR迷彩が施されています。
従来の陸上自衛隊 航空服冬,陸,と同じく、材質は芳香族ポリアミドで、材質、契約者と縫製会社も同じままでした。


2024年05月21日
陸上自衛隊 戦闘服,装甲用(改善検討器材), 2010年度
戦闘服,装甲用(改善検討器材)として試作された戦闘服です。
材質はポリアミド・難燃レーヨン(45:55)ですが、防暑服のように薄手に出来ています。
その他細部の仕様は2007年度から納入された戦闘服,装甲用,に準じています。
戦闘服,装甲用の生地が厚く、夏場は暑いので、材質は変わらず薄手にして試行錯誤したようです。
戦闘装着セットの改善のため、戦闘服の他にも戦闘背のう、戦闘靴等も、改善検討器材として試作されている事が、入札情報の公開で確認できます。



材質はポリアミド・難燃レーヨン(45:55)ですが、防暑服のように薄手に出来ています。
その他細部の仕様は2007年度から納入された戦闘服,装甲用,に準じています。
戦闘服,装甲用の生地が厚く、夏場は暑いので、材質は変わらず薄手にして試行錯誤したようです。
戦闘装着セットの改善のため、戦闘服の他にも戦闘背のう、戦闘靴等も、改善検討器材として試作されている事が、入札情報の公開で確認できます。




2024年05月20日
陸上自衛隊 防暑服4型,迷彩, 2005年度
2003年(平成15年)12月から2006年(平成18年)7月まで、イラクに派遣されていた隊員に支給されていました。
カンボジア派遣で採用されていた防暑服,迷彩,2形はポリエステル・綿(52:48)でしたが、材質は難燃ビニロン:綿(70:30)の混紡に変更されました。
戦闘服,一般用と同一の材質ですが、イラクでの酷暑に対応できる様、薄手のリップストップ生地が使われています。
左肩と背中に国旗のリフレクターパッチ、右肩に派遣部隊用のパッチ、右胸に日本である事を英語とアラビア語で示したパッチが付いており、ベルクロで脱着できます。
砂漠地域で緑の迷彩を着ていた理由は、「占領ではなく“復興支援"による駐留であることを主張するため」、「イスラムでは緑が神聖な色」といった諸説がある一方で、同時期にイラクに派遣されていた航空自衛隊の隊員には砂漠迷彩が支給されていました。
「防暑服4型,迷彩,」はイラク派遣撤退に伴い終了しましたが、緑迷彩の防暑服としては前身の「防暑服3型,迷彩,」が海外派遣や沖縄、離島等の部隊で支給されている他、ジブチに派遣される部隊では「防暑服4型,砂漠用,」が支給されています。












カンボジア派遣で採用されていた防暑服,迷彩,2形はポリエステル・綿(52:48)でしたが、材質は難燃ビニロン:綿(70:30)の混紡に変更されました。
戦闘服,一般用と同一の材質ですが、イラクでの酷暑に対応できる様、薄手のリップストップ生地が使われています。
左肩と背中に国旗のリフレクターパッチ、右肩に派遣部隊用のパッチ、右胸に日本である事を英語とアラビア語で示したパッチが付いており、ベルクロで脱着できます。
砂漠地域で緑の迷彩を着ていた理由は、「占領ではなく“復興支援"による駐留であることを主張するため」、「イスラムでは緑が神聖な色」といった諸説がある一方で、同時期にイラクに派遣されていた航空自衛隊の隊員には砂漠迷彩が支給されていました。
「防暑服4型,迷彩,」はイラク派遣撤退に伴い終了しましたが、緑迷彩の防暑服としては前身の「防暑服3型,迷彩,」が海外派遣や沖縄、離島等の部隊で支給されている他、ジブチに派遣される部隊では「防暑服4型,砂漠用,」が支給されています。











2024年05月18日
陸上自衛隊 防暑服(重作業用) 1992年度
カンボジアPKOで採用された防暑服(重作業用)です。
左袖上腕部に平和協力隊員記章、右袖上腕部に国連徽章が付いています。
材質はビニロン・綿(50:50)の混紡で、当時採用されていたOD作業服と同じ材質です。
施設大隊は第1次(1992年9月~1993年4月)、第2次(1993年3月~1993年9月)、2度に渡ってカンボジアに派遣されました。
第1次派遣ではODの防暑服のみでしたが、第2次派遣から迷彩の防暑服も着用されています。
第2次派遣で迷彩の防暑服を採用した経緯については、「現地でカンボジア軍と間違えられる」、「“平和維持活動"による駐留であることを主張するため」といった諸説がありますが、派遣当時の資料を見ると、ODと迷彩の防暑服を着ている隊員が混在しているのが確認できます。
ODの防暑服だけでも「防暑服」、「防暑服,重作業用」といった数種類があるため、用途に応じてODと迷彩の防暑服を使い分けていたのではないかと私は考えています。
陸上自衛隊 防暑服,迷彩,2形 1992年度



左袖上腕部に平和協力隊員記章、右袖上腕部に国連徽章が付いています。
材質はビニロン・綿(50:50)の混紡で、当時採用されていたOD作業服と同じ材質です。
施設大隊は第1次(1992年9月~1993年4月)、第2次(1993年3月~1993年9月)、2度に渡ってカンボジアに派遣されました。
第1次派遣ではODの防暑服のみでしたが、第2次派遣から迷彩の防暑服も着用されています。
第2次派遣で迷彩の防暑服を採用した経緯については、「現地でカンボジア軍と間違えられる」、「“平和維持活動"による駐留であることを主張するため」といった諸説がありますが、派遣当時の資料を見ると、ODと迷彩の防暑服を着ている隊員が混在しているのが確認できます。
ODの防暑服だけでも「防暑服」、「防暑服,重作業用」といった数種類があるため、用途に応じてODと迷彩の防暑服を使い分けていたのではないかと私は考えています。
陸上自衛隊 防暑服,迷彩,2形 1992年度




2023年09月07日
陸上自衛隊 空挺靴2型 2017年度
第一空挺団の隊員に支給される空挺靴2型です。
一般隊員用の半長靴と比べて、ハトメの数が増えています。
空挺靴2型は戦闘装着セットには含まれません。戦闘靴2型,空挺用と全く同じ仕様で準拠品にあたります。内張りの材質はゴアテックスが採用されているので防水機能があります。
補給管理上の取り扱いは、「空挺靴3型」は被服、「戦闘靴2型,空挺用」は需品器材と区別されます。




一般隊員用の半長靴と比べて、ハトメの数が増えています。
空挺靴2型は戦闘装着セットには含まれません。戦闘靴2型,空挺用と全く同じ仕様で準拠品にあたります。内張りの材質はゴアテックスが採用されているので防水機能があります。
補給管理上の取り扱いは、「空挺靴3型」は被服、「戦闘靴2型,空挺用」は需品器材と区別されます。





2023年08月31日
陸上自衛隊 航空服夏.84式.迷彩.1992年度
航空服装の1つ。
航空科のパイロットが着用していた迷彩柄の航空服です。
材質は羊毛・香佳族ポリアミドが使われています。
航空自衛隊のパイロットが着る航空服と違って、ツナギではなく上衣とズボンが別々のセパレートとなっています。
一般用の旧迷彩服と比べると、航空服の迷彩の方が全体的に暗めなのも特徴です。



航空科のパイロットが着用していた迷彩柄の航空服です。
材質は羊毛・香佳族ポリアミドが使われています。
航空自衛隊のパイロットが着る航空服と違って、ツナギではなく上衣とズボンが別々のセパレートとなっています。
一般用の旧迷彩服と比べると、航空服の迷彩の方が全体的に暗めなのも特徴です。




2023年08月30日
陸上自衛隊 需品学校 試製戦闘服
1989年(平成元年)、千葉県松戸市に所在する陸上自衛隊 松戸駐屯地の需品学校、及び船橋市に所在する習志野駐屯地の第一空挺団にて、従来の旧迷彩からとって変わる次期新型迷彩の試作品が試験採用されました。
正式名ではないですが一般的に「中間迷彩」と呼ばれる、次期新型迷彩の候補として試作された内の1つです。
模様は旧迷彩を基に現行の迷彩の色で配色したような色合いで、旧迷彩と現行の迷彩を足して2で割った感じです。旧迷彩と新迷彩の中間的な位置づけから、中間迷彩と呼ばれるようになったのかもしれません。
試作品の特徴として、試作段階では両胸ポケットと背中に偽装ループがあります。
ラベルには他の官品や試作品にはない、「B-Ⅱ-N」という試験番号か製造番号と思しき英数字があります。
通常、自衛隊の官品のラベルには製造に携わった企業名(契約者、縫製業者等)が明記されていますが、こちらの迷彩服には企業名の記載はなく需品学校、品名、サイズ、B-Ⅱ-N、所属、氏名のみです。企業から調達したものではなく需品学校で独自に製造された物かもしれません。
試作品の戦闘装着セットには、戦闘服(一般用・空挺用)、防弾チョッキ、防寒外衣、つりバンド、弾帯、集約チョッキ等も存在します。
1992年(平成4年)に現在の陸上自衛隊の迷彩が制式採用されました。





正式名ではないですが一般的に「中間迷彩」と呼ばれる、次期新型迷彩の候補として試作された内の1つです。
模様は旧迷彩を基に現行の迷彩の色で配色したような色合いで、旧迷彩と現行の迷彩を足して2で割った感じです。旧迷彩と新迷彩の中間的な位置づけから、中間迷彩と呼ばれるようになったのかもしれません。
試作品の特徴として、試作段階では両胸ポケットと背中に偽装ループがあります。
ラベルには他の官品や試作品にはない、「B-Ⅱ-N」という試験番号か製造番号と思しき英数字があります。
通常、自衛隊の官品のラベルには製造に携わった企業名(契約者、縫製業者等)が明記されていますが、こちらの迷彩服には企業名の記載はなく需品学校、品名、サイズ、B-Ⅱ-N、所属、氏名のみです。企業から調達したものではなく需品学校で独自に製造された物かもしれません。
試作品の戦闘装着セットには、戦闘服(一般用・空挺用)、防弾チョッキ、防寒外衣、つりバンド、弾帯、集約チョッキ等も存在します。
1992年(平成4年)に現在の陸上自衛隊の迷彩が制式採用されました。






2023年08月29日
陸上自衛隊 防弾チョッキ(参考品) Ⅱ形 Ⅱ-P形-0/4-E 1989年度
1989年(平成元年)、千葉県松戸市に所在する陸上自衛隊 松戸駐屯地の需品学校、及び船橋市に所在する習志野駐屯地の第一空挺団にて、従来の旧迷彩に取って変わる次期新型迷彩の試作品が試験採用されました。
1992年(平成4年)に自衛隊史上初めて制式採用されている「戦闘防弾チョッキ」の原型の1つとなったのが、防弾チョッキ(参考品) Ⅱ形です。
品名に「Ⅱ形」とありますが、納入年度からして平成15年頃に採用された「防弾チョッキ2型」とは無関係です。1989年当時は様々な防弾チョッキの試作品が存在し、試作した際にⅡ形と名付けられたようです。
旧迷彩を基に現行の迷彩の色で配色したような色合いで、旧迷彩と現行の迷彩を足して2で割った感じです。旧迷彩と新迷彩の中間的な位置づけである事から、正式名称ではないですが、一般的に「中間迷彩」と呼ばれており、次期新型迷彩の候補として試作された内の1つです。
デザインは基本的に「戦闘防弾チョッキ」に準じておりますが、試作品独自の特徴があります。
肩パッドは小銃の銃床を肩付けしやすい様、右側が大きく出来ている点は戦闘防弾チョッキと同じ仕様ですが、試作品には肩パッドにも偽装ループがあります。試作段階で両襟は戦闘防弾チョッキの襟より高めにできており、汗汚れ防止の襟カバーも未だ存在しませんでした。
1989年当時の新小銃である「89式5.56mm小銃」用の弾入れ1本用が4個ついています。
チョッキ本体の前後、左右襟カバーと肩パッドにそれぞれ専用の防弾繊維が入っています。制式採用された戦闘防弾チョッキと同様、せいぜい拳銃弾や砲弾の破片を阻止できる程度の性能しかなかったと思われます。
自衛隊が小銃弾を阻止できるセラミックプレートを挿入できる防弾チョッキを採用する様になったのは、イラク派遣が始まった後ですから、まだここ20年くらい前の事です。
ラベルには種類という項目があり、「Ⅱ-P形-2号-0/4-E」と記載されています。あくまで憶測ですが、「Ⅱ」は試作品された防弾チョッキ(参考品)の2種類目、P形は米軍のPASGTを参考にした事からP形、2号はサイズ、「0/4」は全体の個数を示しているのでしょうか。Eは謎です。試作品の防弾チョッキにそれぞれのアルファベットがふり当てられたのかもしれません。
試作品の戦闘装着セットには、戦闘服(一般用・空挺用)、防寒外衣、つりバンド、弾帯、集約チョッキ等も存在します。
1992年(平成4年)に現在の陸上自衛隊の迷彩が制式採用されました。


1992年(平成4年)に自衛隊史上初めて制式採用されている「戦闘防弾チョッキ」の原型の1つとなったのが、防弾チョッキ(参考品) Ⅱ形です。
品名に「Ⅱ形」とありますが、納入年度からして平成15年頃に採用された「防弾チョッキ2型」とは無関係です。1989年当時は様々な防弾チョッキの試作品が存在し、試作した際にⅡ形と名付けられたようです。
旧迷彩を基に現行の迷彩の色で配色したような色合いで、旧迷彩と現行の迷彩を足して2で割った感じです。旧迷彩と新迷彩の中間的な位置づけである事から、正式名称ではないですが、一般的に「中間迷彩」と呼ばれており、次期新型迷彩の候補として試作された内の1つです。
デザインは基本的に「戦闘防弾チョッキ」に準じておりますが、試作品独自の特徴があります。
肩パッドは小銃の銃床を肩付けしやすい様、右側が大きく出来ている点は戦闘防弾チョッキと同じ仕様ですが、試作品には肩パッドにも偽装ループがあります。試作段階で両襟は戦闘防弾チョッキの襟より高めにできており、汗汚れ防止の襟カバーも未だ存在しませんでした。
1989年当時の新小銃である「89式5.56mm小銃」用の弾入れ1本用が4個ついています。
チョッキ本体の前後、左右襟カバーと肩パッドにそれぞれ専用の防弾繊維が入っています。制式採用された戦闘防弾チョッキと同様、せいぜい拳銃弾や砲弾の破片を阻止できる程度の性能しかなかったと思われます。
自衛隊が小銃弾を阻止できるセラミックプレートを挿入できる防弾チョッキを採用する様になったのは、イラク派遣が始まった後ですから、まだここ20年くらい前の事です。
ラベルには種類という項目があり、「Ⅱ-P形-2号-0/4-E」と記載されています。あくまで憶測ですが、「Ⅱ」は試作品された防弾チョッキ(参考品)の2種類目、P形は米軍のPASGTを参考にした事からP形、2号はサイズ、「0/4」は全体の個数を示しているのでしょうか。Eは謎です。試作品の防弾チョッキにそれぞれのアルファベットがふり当てられたのかもしれません。
試作品の戦闘装着セットには、戦闘服(一般用・空挺用)、防寒外衣、つりバンド、弾帯、集約チョッキ等も存在します。
1992年(平成4年)に現在の陸上自衛隊の迷彩が制式採用されました。



2022年04月10日
陸上自衛隊 戦闘雑のう,一般用 2017年度
戦闘装着セット構成の戦闘雑のう,一般用です。
その名の通り、一般隊員に支給されています。
2013年に戦闘装着セットの装具に仕様変更があり、バイアスの色身はカーキから迷彩に変更されました。
戦闘背のう,一般用に連結する事も可能です。

その名の通り、一般隊員に支給されています。
2013年に戦闘装着セットの装具に仕様変更があり、バイアスの色身はカーキから迷彩に変更されました。
戦闘背のう,一般用に連結する事も可能です。


2022年04月09日
陸上自衛隊 戦闘背のう,一般用 2017年度
戦闘装着セット構成の戦闘背のう,一般用です。
2013年にバイアス、テープの色も迷彩に統一されました。
内側にフレームが内蔵されており背負った時に安定感があります。
外側に戦闘飯ごうを収納するポーチが付いています。
戦闘雑のうを連結する事ができる他、左右にあるテープでポーチ類を装着する事も可能です。
戦闘シャベル覆、戦闘水筒覆を装着する事が多いようです。
戦闘背のうにはバックパック型の1形、ボストンバック型の2形があり、全ての職種の隊員にいずれか1つが支給されます。




2013年にバイアス、テープの色も迷彩に統一されました。
内側にフレームが内蔵されており背負った時に安定感があります。
外側に戦闘飯ごうを収納するポーチが付いています。
戦闘雑のうを連結する事ができる他、左右にあるテープでポーチ類を装着する事も可能です。
戦闘シャベル覆、戦闘水筒覆を装着する事が多いようです。
戦闘背のうにはバックパック型の1形、ボストンバック型の2形があり、全ての職種の隊員にいずれか1つが支給されます。





2022年04月09日
2022年04月01日
陸上自衛隊 戦闘服,一般用(改善検討機材) 2012年度
戦闘服,一般用(改善検討器材)として試作された戦闘服です。
材質は難燃ビニロン・綿・その他(69:30:1)ですが、防暑服のように薄手に出来ています。
その他細部の仕様は2006年度から納入された陸上自衛隊 戦闘服,一般用,に準じています。
戦闘服,一般用の生地が厚く、夏場は暑いので、材質は変わらず薄手にして試行錯誤したようです。
戦闘装着セットの改善のため、戦闘服の他にも戦闘背のう、戦闘靴等も、改善検討器材として試作されている事が、入札情報の公開で確認できます。



材質は難燃ビニロン・綿・その他(69:30:1)ですが、防暑服のように薄手に出来ています。
その他細部の仕様は2006年度から納入された陸上自衛隊 戦闘服,一般用,に準じています。
戦闘服,一般用の生地が厚く、夏場は暑いので、材質は変わらず薄手にして試行錯誤したようです。
戦闘装着セットの改善のため、戦闘服の他にも戦闘背のう、戦闘靴等も、改善検討器材として試作されている事が、入札情報の公開で確認できます。




2022年03月21日
陸上自衛隊 航空服夏,陸,迷彩2形, 2006年度
陸上自衛隊の航空科パイロットが着用する航空服夏です。
夏用で材質は薄手の香佳族ポリアミド,羊毛混紡が使われています。
セパレートとなっており、シャツはズボンの内側に入れて着用します。
航空服夏と言う名称ですが、冬用のセパレートは存在しないそうです。
冬用の防寒着として航空服冬,というジャンバーがあります。



夏用で材質は薄手の香佳族ポリアミド,羊毛混紡が使われています。
セパレートとなっており、シャツはズボンの内側に入れて着用します。
航空服夏と言う名称ですが、冬用のセパレートは存在しないそうです。
冬用の防寒着として航空服冬,というジャンバーがあります。




2022年03月13日
陸上自衛隊 戦闘装着セット 1997~2004年
1992年より陸上自衛隊で採用された戦闘装着セットです。
全て官品タグの品名が“戦闘~”で始まる物品で揃えました。
補給に携わる隊員の話によると、主な配備先は戦闘装着セット未充足の部隊で、補給管理上の区分(需品器材もしくは被服)が異なるだけだそうです。
また、戦闘装着セットと準拠品を一括りにして「戦闘装着セット」と呼称するらしく、準拠品に決まった名称はないとの事でした。





全て官品タグの品名が“戦闘~”で始まる物品で揃えました。
補給に携わる隊員の話によると、主な配備先は戦闘装着セット未充足の部隊で、補給管理上の区分(需品器材もしくは被服)が異なるだけだそうです。
また、戦闘装着セットと準拠品を一括りにして「戦闘装着セット」と呼称するらしく、準拠品に決まった名称はないとの事でした。






2022年03月12日
陸上自衛隊 正帽,女子,陸,幹部用, 2004年度
1991年に制式採用された91式制帽,女子の尉官用です。
いわゆる「ハイバック帽」と呼ばれているデザインになります。
あご紐はゴム製で、男性用のように黒いあご紐を使用する事は出来ない造りになっています。
帽章は女性の制帽専用となっており、ネジ式とピンの2つが付いています。
1等陸尉~3等陸尉、幹部候補生陸曹長、准尉が着用するので、幹部用の制帽としては最も仕様範囲が広いです。

いわゆる「ハイバック帽」と呼ばれているデザインになります。
あご紐はゴム製で、男性用のように黒いあご紐を使用する事は出来ない造りになっています。
帽章は女性の制帽専用となっており、ネジ式とピンの2つが付いています。
1等陸尉~3等陸尉、幹部候補生陸曹長、准尉が着用するので、幹部用の制帽としては最も仕様範囲が広いです。


2022年03月11日
陸上自衛隊 戦闘雑のう,空挺用 2003年度
第一空挺団の隊員に支給される戦闘雑のう,空挺用です。
戦闘雑のう,一般用と比べて容量が2倍近く多く、ショルダーハーネスにはクッションが入っているので肩への負担も抑えられます。
雑のうはジッパーで開閉できる構造になっています。
外側にもファステックスで開閉できるポケットがあり、A4サイズのノートが丁度納まるサイズです。
戦闘背のう,空挺用と連結して使用する事も可能ですが、残念ながら戦闘背のう,空挺用は未だ未入手です。


戦闘雑のう,一般用と比べて容量が2倍近く多く、ショルダーハーネスにはクッションが入っているので肩への負担も抑えられます。
雑のうはジッパーで開閉できる構造になっています。
外側にもファステックスで開閉できるポケットがあり、A4サイズのノートが丁度納まるサイズです。
戦闘背のう,空挺用と連結して使用する事も可能ですが、残念ながら戦闘背のう,空挺用は未だ未入手です。



2022年02月20日
陸上自衛隊 戦闘服(一般用) 1992年度
戦闘装着セット構成品の戦闘服,一般用です。
1992年度納入ですから、戦闘装着セットが制式採用された最初の年に納入された物になります。




戦闘装着セット構成品の戦闘帽です。
帽章は曹士用で、採用当初はネジ式でした。
1990年代後半から帽章は縫い付けに変わっています。

1992年度納入ですから、戦闘装着セットが制式採用された最初の年に納入された物になります。




戦闘装着セット構成品の戦闘帽です。
帽章は曹士用で、採用当初はネジ式でした。
1990年代後半から帽章は縫い付けに変わっています。


2022年02月12日
陸上自衛隊 背のう、空挺用、78式 1990年度
その名の通り、第一空挺団が1978年に採用した背のうです。
背のう、一般用より容量が多く、外側に大型のポケットが2つ付いています。
側面にあるジッパーでも開閉できるので、横からも背のうの中身を取り出す事ができるようになっています。
予備傘の下に背のうを引っ掛ける金具も付いており、背のうを携行したまま空挺降下ができる構造です。


背のう、一般用より容量が多く、外側に大型のポケットが2つ付いています。
側面にあるジッパーでも開閉できるので、横からも背のうの中身を取り出す事ができるようになっています。
予備傘の下に背のうを引っ掛ける金具も付いており、背のうを携行したまま空挺降下ができる構造です。



2022年02月11日
陸上自衛隊 需品学校 背のう空挺用(参考品) 1989年度
1989年(平成元年)、千葉県松戸市に所在する陸上自衛隊 松戸駐屯地の需品学校、及び船橋市に所在する習志野駐屯地の第一空挺団にて試作品の戦闘装着セットが試験採用されました。
第一空挺団で試験採用されていた背のう空挺用(参考品)です。後に制式採用された「戦闘背のう,空挺用」よりも収納数が少なく、どちらかと言うと、外観は戦闘背のう,一般用に近いです。
戦闘装着セットの材質は試作段階で「ポリエステル生地」または「ナイロン生地」の2種類があり、最終的にはポリエステル生地の戦闘装着セットが採用されました。
今回紹介する背のう空挺用は「ポリエステル生地」で、やや色味が明るめです。
戦闘装着セットの試作品には、迷彩服(一般用,空挺用)、中間迷彩、防弾チョッキ、防寒外衣、つりバンド、弾帯、集約チョッキ等も存在します。
1992年(平成4年)に現在の陸上自衛隊の迷彩が制式採用されました。


第一空挺団で試験採用されていた背のう空挺用(参考品)です。後に制式採用された「戦闘背のう,空挺用」よりも収納数が少なく、どちらかと言うと、外観は戦闘背のう,一般用に近いです。
戦闘装着セットの材質は試作段階で「ポリエステル生地」または「ナイロン生地」の2種類があり、最終的にはポリエステル生地の戦闘装着セットが採用されました。
今回紹介する背のう空挺用は「ポリエステル生地」で、やや色味が明るめです。
戦闘装着セットの試作品には、迷彩服(一般用,空挺用)、中間迷彩、防弾チョッキ、防寒外衣、つりバンド、弾帯、集約チョッキ等も存在します。
1992年(平成4年)に現在の陸上自衛隊の迷彩が制式採用されました。


2022年02月10日
陸上自衛隊 需品学校 集約チョッキ 新小銃用(参考品) 1989年度
1989年(平成元年)、千葉県松戸市に所在する陸上自衛隊 松戸駐屯地の需品学校、及び船橋市に所在する習志野駐屯地の第一空挺団にて試作品の戦闘装着セットが試験採用されました。
集約チョッキ 新小銃用(参考品)です。
当時の新小銃である「89式5.56mm小銃」用の弾入れ1本用が4個、手りゅう弾用弾薬のうが2個ついています。
フリーサイズで両肩、両脇腹の調節が可能です。背面はメッシュ生地になっており、背のう携行時に背中の通気性を確保できるようになっています。
複数のバリエーションが存在するようで、64式小銃用、弾入れをクリップで取り外しできるタイプ、白色等もあったそうです。
結局、集約チョッキは制式採用されず、試験段階で幻に終わってしまいました。
戦闘装着セットの材質は試作段階で「ポリエステル生地」または「ナイロン生地」の2種類があり、最終的にはポリエステル生地の戦闘装着セットが採用されました。
今回紹介する集約チョッキ新小銃用(参考品)は「ポリエステル生地」です。
戦闘装着セットの試作品には、迷彩服(一般用,空挺用)、中間迷彩、防弾チョッキ、防寒外衣、つりバンド、弾帯、背のう等も存在します。
1992年(平成4年)に現在の陸上自衛隊の迷彩が制式採用されました。


集約チョッキ 新小銃用(参考品)です。
当時の新小銃である「89式5.56mm小銃」用の弾入れ1本用が4個、手りゅう弾用弾薬のうが2個ついています。
フリーサイズで両肩、両脇腹の調節が可能です。背面はメッシュ生地になっており、背のう携行時に背中の通気性を確保できるようになっています。
複数のバリエーションが存在するようで、64式小銃用、弾入れをクリップで取り外しできるタイプ、白色等もあったそうです。
結局、集約チョッキは制式採用されず、試験段階で幻に終わってしまいました。
戦闘装着セットの材質は試作段階で「ポリエステル生地」または「ナイロン生地」の2種類があり、最終的にはポリエステル生地の戦闘装着セットが採用されました。
今回紹介する集約チョッキ新小銃用(参考品)は「ポリエステル生地」です。
戦闘装着セットの試作品には、迷彩服(一般用,空挺用)、中間迷彩、防弾チョッキ、防寒外衣、つりバンド、弾帯、背のう等も存在します。
1992年(平成4年)に現在の陸上自衛隊の迷彩が制式採用されました。
2022年02月06日
陸上自衛隊 需品学校戦闘服一般隊員用A(参考品) 1989年度
1989年(平成元年)、千葉県松戸市に所在する陸上自衛隊 松戸駐屯地の需品学校、及び船橋市に所在する習志野駐屯地の第一空挺団にて試作品の戦闘装着セットが試験採用されました。
1992年(平成4年)から制式採用されている「戦闘服,一般用」の原型となったのが、需品学校戦闘服一般隊員用A(参考品)です。
試作品の特徴として、試作段階では両胸ポケットの上に偽装ループが、左腕のペン刺しの隣に「戦闘服,空挺用」と同様に「耳栓ポケット」が付いています。(いずれも制式採用された「戦闘服,一般用」では省略。)
陸上自衛隊 需品学校戦闘服一般隊員用A(参考品) の契約者は「クラレ(ユニチカ)」と表記されていました。
クラレとユニチカは旧迷彩の時代から現在も自衛隊の迷彩服を調達している老舗企業です。
通常、契約者は一社のみですが、なぜこのような表記になったのかが謎です。
試作品の戦闘装着セットには、戦闘服(空挺用)、中間迷彩、防弾チョッキ、防寒外衣、つりバンド、弾帯、集約チョッキ等も存在します。
1992年(平成4年)に現在の陸上自衛隊の迷彩が制式採用されました。



1992年(平成4年)から制式採用されている「戦闘服,一般用」の原型となったのが、需品学校戦闘服一般隊員用A(参考品)です。
試作品の特徴として、試作段階では両胸ポケットの上に偽装ループが、左腕のペン刺しの隣に「戦闘服,空挺用」と同様に「耳栓ポケット」が付いています。(いずれも制式採用された「戦闘服,一般用」では省略。)
陸上自衛隊 需品学校戦闘服一般隊員用A(参考品) の契約者は「クラレ(ユニチカ)」と表記されていました。
クラレとユニチカは旧迷彩の時代から現在も自衛隊の迷彩服を調達している老舗企業です。
通常、契約者は一社のみですが、なぜこのような表記になったのかが謎です。
試作品の戦闘装着セットには、戦闘服(空挺用)、中間迷彩、防弾チョッキ、防寒外衣、つりバンド、弾帯、集約チョッキ等も存在します。
1992年(平成4年)に現在の陸上自衛隊の迷彩が制式採用されました。


2017年02月10日
陸上自衛隊 防暑服,迷彩,2形 1992年度
カンボジアPKOで採用された防暑服,迷彩,2形,です。
左袖上腕部に平和協力隊員記章、右袖上腕部に国連徽章が付いています。
材質はポリエステル・綿(52:48)の混紡で、難燃ビニロン・綿の迷彩服よりも薄手の柔らかい触り心地です。
外観は蒸れ防止のメッシュを左右背中のプリーツと脇に追加されており、温暖地域で通気性を確保する工夫が凝らされています。
施設大隊は第1次(1992年9月~1993年4月)、第2次(1993年3月~1993年9月)、2度に渡ってカンボジアに派遣されました。
第1次派遣ではODの防暑服のみでしたが、第2次派遣から迷彩の防暑服も着用されています。
第2次派遣で迷彩の防暑服を採用した経緯については、「現地でカンボジア軍と間違えられる」、「“平和維持活動"による駐留であることを主張するため」といった諸説がありますが、派遣当時の資料を見ると、ODと迷彩の防暑服を着ている隊員が混在しているのが確認できます。
ODの防暑服だけでも「防暑服,OD,2形」、「防暑服,重作業用」といった数種類があるため、用途に応じてODと迷彩の防暑服を使い分けていたのではないかと私は考えています。
防暑服,迷彩,2形は1992年度納入で、第2次派遣の前年より迷彩の防暑服の支給が計画されていた事が分かります。



左袖上腕部に平和協力隊員記章、右袖上腕部に国連徽章が付いています。
材質はポリエステル・綿(52:48)の混紡で、難燃ビニロン・綿の迷彩服よりも薄手の柔らかい触り心地です。
外観は蒸れ防止のメッシュを左右背中のプリーツと脇に追加されており、温暖地域で通気性を確保する工夫が凝らされています。
施設大隊は第1次(1992年9月~1993年4月)、第2次(1993年3月~1993年9月)、2度に渡ってカンボジアに派遣されました。
第1次派遣ではODの防暑服のみでしたが、第2次派遣から迷彩の防暑服も着用されています。
第2次派遣で迷彩の防暑服を採用した経緯については、「現地でカンボジア軍と間違えられる」、「“平和維持活動"による駐留であることを主張するため」といった諸説がありますが、派遣当時の資料を見ると、ODと迷彩の防暑服を着ている隊員が混在しているのが確認できます。
ODの防暑服だけでも「防暑服,OD,2形」、「防暑服,重作業用」といった数種類があるため、用途に応じてODと迷彩の防暑服を使い分けていたのではないかと私は考えています。
防暑服,迷彩,2形は1992年度納入で、第2次派遣の前年より迷彩の防暑服の支給が計画されていた事が分かります。
2017年02月04日
2017年02月01日
陸上自衛隊 銃袋64式 1986年度
習志野の第1空挺団が落下傘降下の時に小銃を収納する銃袋です。
いわゆるガンケースです。ジッパー開閉になっており、小銃を弾倉を抜いた状態で収納する事が出来ます。
持ち手などはなく外付けのスリングで肩にかけられるようになっています。
64式小銃の全長は990mmと長く、89式小銃と違って銃底を折り畳むことができませんから、落下傘降下の時はかさばって邪魔だったのではないかと思います。

いわゆるガンケースです。ジッパー開閉になっており、小銃を弾倉を抜いた状態で収納する事が出来ます。
持ち手などはなく外付けのスリングで肩にかけられるようになっています。
64式小銃の全長は990mmと長く、89式小銃と違って銃底を折り畳むことができませんから、落下傘降下の時はかさばって邪魔だったのではないかと思います。
2016年06月03日
陸上自衛隊 88式鉄帽 2000年度
陸上自衛隊 88式鉄帽は2個目で、今回入手したのは2000年度と比較的新しい年度です。
陸上自衛隊 88式鉄帽 空挺用 1989年度
当ブログでは、80年代の納入当初品を『初期型』、90年以降からの納入品を『後期型』と呼称し、今回は1989年度と2000年度を比較して違いを検証します。
なお、『後期型』は近年調達されている88式鉄帽2型を含みません。

内装はハンモック、うなじ当て、回転金具、あご紐で構成されています。

刻印は少々見えにくいですが、上から「納入年度、契約者、号数」を示しています。
「00」は納入年度、「S」は住友ベークライト、「大」は大号です。

戦闘鉄帽覆です。



1989年度の88式鉄帽と比べると、1989年度と2000年度では帽体の表面処理と塗装が異なります。
1989年度は帽体の表面がツルツルで塗装がマット仕上げに対し、2000年度は帽体の表面がザラザラで塗装が光沢仕上げされています。
海上自衛隊 88式鉄帽は、陸上自衛隊とは若干異なり、帽体の表面がザラザラでマッド仕上げされています。
2013年から88式鉄帽2型の調達が始まったとはいえ、現在も旧来の88式鉄帽が広く使用されており、全ての部隊に行き渡るのはまだ先になると思われます。
陸上自衛隊 88式鉄帽 空挺用 1989年度
当ブログでは、80年代の納入当初品を『初期型』、90年以降からの納入品を『後期型』と呼称し、今回は1989年度と2000年度を比較して違いを検証します。
なお、『後期型』は近年調達されている88式鉄帽2型を含みません。

内装はハンモック、うなじ当て、回転金具、あご紐で構成されています。

刻印は少々見えにくいですが、上から「納入年度、契約者、号数」を示しています。
「00」は納入年度、「S」は住友ベークライト、「大」は大号です。

戦闘鉄帽覆です。



1989年度の88式鉄帽と比べると、1989年度と2000年度では帽体の表面処理と塗装が異なります。
1989年度は帽体の表面がツルツルで塗装がマット仕上げに対し、2000年度は帽体の表面がザラザラで塗装が光沢仕上げされています。
海上自衛隊 88式鉄帽は、陸上自衛隊とは若干異なり、帽体の表面がザラザラでマッド仕上げされています。
2013年から88式鉄帽2型の調達が始まったとはいえ、現在も旧来の88式鉄帽が広く使用されており、全ての部隊に行き渡るのはまだ先になると思われます。
2016年03月07日
陸上自衛隊 航空服,冬,上衣,70式, 1997年度
1970年から2010年代まで、陸上自衛隊の航空科で支給されていた航空服です。
セパレート式の航空服上下の上に防寒着として着用します。
襟の茶色いボアはスナップボタンで取り外す可能で、前面はスナップボタンとジッパーの二重開閉。
材質はウレタン擬革という布の表面に塗布加工して革に似せたものなので、革ジャンパーではありません。いわゆるレザークロスです。

セパレート式の航空服上下の上に防寒着として着用します。
襟の茶色いボアはスナップボタンで取り外す可能で、前面はスナップボタンとジッパーの二重開閉。
材質はウレタン擬革という布の表面に塗布加工して革に似せたものなので、革ジャンパーではありません。いわゆるレザークロスです。
2016年03月03日
陸上自衛隊 外とう,女子,陸 1988年度
常装の1つ。
70式制服と同色の外とうです。
72式外とうに相当するもので、女性自衛官に支給されていました。
男子との相違点は、腰ベルトが省略されている事と、タグ上のサイズは号ではなく「A形」と表記されているのが特徴です。


70式制服と同色の外とうです。
72式外とうに相当するもので、女性自衛官に支給されていました。
男子との相違点は、腰ベルトが省略されている事と、タグ上のサイズは号ではなく「A形」と表記されているのが特徴です。
2015年11月29日
陸上自衛隊 迷彩服3型 2005年度
迷彩服3型の試作品です。
2005年に試験用に製造されました。
デザインは迷彩服、2形(改)のままで、タグだけ迷彩服3型と書かれています。
迷彩服、2形(改)、の素材は難燃ビニロン・綿(70:30)でしたが、迷彩服3型は難燃ビニロン・綿・その他(69・30・1)に変更されました。制電加工が施されています。



2005年に試験用に製造されました。
デザインは迷彩服、2形(改)のままで、タグだけ迷彩服3型と書かれています。
迷彩服、2形(改)、の素材は難燃ビニロン・綿(70:30)でしたが、迷彩服3型は難燃ビニロン・綿・その他(69・30・1)に変更されました。制電加工が施されています。

2015年11月24日
陸上自衛隊 装着セット2形 1992年度
1992年より陸上自衛隊で採用された戦闘装着セット。
その一部の迷彩の被服や装具には、戦闘装着セットの準拠品が存在します。
迷彩服だけでも、戦闘服,一般用,や迷彩服,2形,などがあるように、装具も同様です。
準拠品と戦闘装着セットは全く同じ外観ですが、官品タグの品名欄の表記方法に違いがあります。
“戦闘装着セット”は官品タグの品名が“戦闘~”で始まる物品を指す呼び名であり、準拠品は品名の語末に「2形」と記されています。
補給に携わる隊員の話によると、主な配備先は戦闘装着セット未充足の部隊で、補給管理上の区分(需品器材もしくは被服)が異なるだけだそうです。
また、戦闘装着セットと準拠品を一括りにして「戦闘装着セット」と呼称するらしく、準拠品に決まった名称はないとの事でした。
当ブログでは便宜上、“装着セット2形”と呼称します。












その一部の迷彩の被服や装具には、戦闘装着セットの準拠品が存在します。
迷彩服だけでも、戦闘服,一般用,や迷彩服,2形,などがあるように、装具も同様です。
準拠品と戦闘装着セットは全く同じ外観ですが、官品タグの品名欄の表記方法に違いがあります。
“戦闘装着セット”は官品タグの品名が“戦闘~”で始まる物品を指す呼び名であり、準拠品は品名の語末に「2形」と記されています。
補給に携わる隊員の話によると、主な配備先は戦闘装着セット未充足の部隊で、補給管理上の区分(需品器材もしくは被服)が異なるだけだそうです。
また、戦闘装着セットと準拠品を一括りにして「戦闘装着セット」と呼称するらしく、準拠品に決まった名称はないとの事でした。
当ブログでは便宜上、“装着セット2形”と呼称します。








