2024年05月20日
陸上自衛隊 防暑服4型,迷彩, 2005年度
2003年(平成15年)12月から2006年(平成18年)7月まで、イラクに派遣されていた隊員に支給されていました。
カンボジア派遣で採用されていた防暑服,迷彩,2形はポリエステル・綿(52:48)でしたが、材質は難燃ビニロン:綿(70:30)の混紡に変更されました。
戦闘服,一般用と同一の材質ですが、イラクでの酷暑に対応できる様、薄手のリップストップ生地が使われています。
左肩と背中に国旗のリフレクターパッチ、右肩に派遣部隊用のパッチ、右胸に日本である事を英語とアラビア語で示したパッチが付いており、ベルクロで脱着できます。
砂漠地域で緑の迷彩を着ていた理由は、「占領ではなく“復興支援"による駐留であることを主張するため」、「イスラムでは緑が神聖な色」といった諸説がある一方で、同時期にイラクに派遣されていた航空自衛隊の隊員には砂漠迷彩が支給されていました。
「防暑服4型,迷彩,」はイラク派遣撤退に伴い終了しましたが、緑迷彩の防暑服としては前身の「防暑服3型,迷彩,」が海外派遣や沖縄、離島等の部隊で支給されている他、ジブチに派遣される部隊では「防暑服4型,砂漠用,」が支給されています。
カンボジア派遣で採用されていた防暑服,迷彩,2形はポリエステル・綿(52:48)でしたが、材質は難燃ビニロン:綿(70:30)の混紡に変更されました。
戦闘服,一般用と同一の材質ですが、イラクでの酷暑に対応できる様、薄手のリップストップ生地が使われています。
左肩と背中に国旗のリフレクターパッチ、右肩に派遣部隊用のパッチ、右胸に日本である事を英語とアラビア語で示したパッチが付いており、ベルクロで脱着できます。
砂漠地域で緑の迷彩を着ていた理由は、「占領ではなく“復興支援"による駐留であることを主張するため」、「イスラムでは緑が神聖な色」といった諸説がある一方で、同時期にイラクに派遣されていた航空自衛隊の隊員には砂漠迷彩が支給されていました。
「防暑服4型,迷彩,」はイラク派遣撤退に伴い終了しましたが、緑迷彩の防暑服としては前身の「防暑服3型,迷彩,」が海外派遣や沖縄、離島等の部隊で支給されている他、ジブチに派遣される部隊では「防暑服4型,砂漠用,」が支給されています。
Posted by 歴代の自衛隊装備 at 06:44
│陸上自衛隊