2017年02月10日
陸上自衛隊 防暑服,迷彩,2形 1992年度
カンボジアPKOで採用された防暑服,迷彩,2形,です。
左袖上腕部に平和協力隊員記章、右袖上腕部に国連徽章が付いています。
材質はポリエステル・綿(52:48)の混紡で、難燃ビニロン・綿の迷彩服よりも薄手の柔らかい触り心地です。
外観は蒸れ防止のメッシュを左右背中のプリーツと脇に追加されており、温暖地域で通気性を確保する工夫が凝らされています。
施設大隊は第1次(1992年9月~1993年4月)、第2次(1993年3月~1993年9月)、2度に渡ってカンボジアに派遣されました。
第1次派遣ではODの防暑服のみでしたが、第2次派遣から迷彩の防暑服も着用されています。
第2次派遣で迷彩の防暑服を採用した経緯については、「現地でカンボジア軍と間違えられる」、「“平和維持活動"による駐留であることを主張するため」といった諸説がありますが、派遣当時の資料を見ると、ODと迷彩の防暑服を着ている隊員が混在しているのが確認できます。
ODの防暑服だけでも「防暑服,OD,2形」、「防暑服,重作業用」といった数種類があるため、用途に応じてODと迷彩の防暑服を使い分けていたのではないかと私は考えています。
防暑服,迷彩,2形は1992年度納入で、第2次派遣の前年より迷彩の防暑服の支給が計画されていた事が分かります。
左袖上腕部に平和協力隊員記章、右袖上腕部に国連徽章が付いています。
材質はポリエステル・綿(52:48)の混紡で、難燃ビニロン・綿の迷彩服よりも薄手の柔らかい触り心地です。
外観は蒸れ防止のメッシュを左右背中のプリーツと脇に追加されており、温暖地域で通気性を確保する工夫が凝らされています。
施設大隊は第1次(1992年9月~1993年4月)、第2次(1993年3月~1993年9月)、2度に渡ってカンボジアに派遣されました。
第1次派遣ではODの防暑服のみでしたが、第2次派遣から迷彩の防暑服も着用されています。
第2次派遣で迷彩の防暑服を採用した経緯については、「現地でカンボジア軍と間違えられる」、「“平和維持活動"による駐留であることを主張するため」といった諸説がありますが、派遣当時の資料を見ると、ODと迷彩の防暑服を着ている隊員が混在しているのが確認できます。
ODの防暑服だけでも「防暑服,OD,2形」、「防暑服,重作業用」といった数種類があるため、用途に応じてODと迷彩の防暑服を使い分けていたのではないかと私は考えています。
防暑服,迷彩,2形は1992年度納入で、第2次派遣の前年より迷彩の防暑服の支給が計画されていた事が分かります。
Posted by 歴代の自衛隊装備 at 21:09
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