歴代の自衛隊装備

常装の1つ。

女性自衛官が妊娠後も勤務できる様、妊婦用制服が用意されております。

女性の社会進出を支えている自衛隊ならではのサポート体制と言えるでしょう。

マタニティードレスですから、ゆったりとした造りで、ベルトでお腹の周りを調節できるようになっています。

自衛隊の官品にしては珍しく、サイズ表記はLです。

納入年度が1994年ということは、これを着ていたお母さんのお腹の中にいた赤ちゃんが1994年〜1995年生まれと仮定すると、もう成人しているわけですね。

そう考えると、感慨深いですね。

ちなみに、女性海上自衛官は、WAVE＝Woman Accepted for Volunteer Emergency Serviceと呼びます。


  

帽体と内装の色は艦艇に合わせて、艶消しのグレー色が施されています。

今更書くまでもありませんが、鉄帽という名でありながら材質は鉄ではありません。アラミド繊維やケプラー繊維など諸説はありますが、材質は公開されていないのが現状です。あくまで憶測に過ぎませんが、繊維の複合素材と推察しています。

88式鉄帽は住友ベークライトと東レが製造しています。陸上自衛隊の88式鉄帽は住友ベークライトです。