2022年03月12日

陸上自衛隊 防寒戦闘服,外衣(装甲用) 2004年度

戦闘装着セット構成品の防寒戦闘服,外衣(装甲用)です。

上衣の背中に救助用持ち手が付いており、戦車や装甲車内で負傷した際は持ち手を引っ張り負傷者を車外に搬出できるようになっています。

ズボンは一般用と全く同じ仕様です。防寒戦闘服,外衣のズボンには装甲用は存在しません。






  


Posted by 歴代の自衛隊装備 at 13:00

2022年02月25日

陸上自衛隊 戦闘服,装甲用 1994年度

戦闘装着セット構成品の防寒戦闘服,外衣(装甲用)です。

上衣の背中に救助用持ち手が付いており、戦車や装甲車内で負傷した際は持ち手を引っ張り負傷者を車外に搬出できるようになっています。

救助用持ち手を引っ張って、上衣のみが脱げるのを防止するため、、上衣の内側のベルト通しとズボンを連結してつなぎのように着用する事も出来ます。

材質はポリアミド:難燃レーヨン(45:55)が使用されており、非常に厚手の生地です。





  


Posted by 歴代の自衛隊装備 at 18:00

2017年02月10日

陸上自衛隊 防暑服,迷彩,2形 1992年度

カンボジアPKOで採用された防暑服,迷彩,2形,です。

左袖上腕部に平和協力隊員記章、右袖上腕部に国連徽章が付いています。

材質はポリエステル・綿(52:48)の混紡で、難燃ビニロン・綿の迷彩服よりも薄手の柔らかい触り心地です。

外観は蒸れ防止のメッシュを左右背中のプリーツと脇に追加されており、温暖地域で通気性を確保する工夫が凝らされています。

施設大隊は第1次(1992年9月~1993年4月)、第2次(1993年3月~1993年9月)、2度に渡ってカンボジアに派遣されました。

第1次派遣ではODの防暑服のみでしたが、第2次派遣から迷彩の防暑服も着用されています。

第2次派遣で迷彩の防暑服を採用した経緯については、「現地でカンボジア軍と間違えられる」、「“平和維持活動"による駐留であることを主張するため」といった諸説がありますが、派遣当時の資料を見ると、ODと迷彩の防暑服を着ている隊員が混在しているのが確認できます。

ODの防暑服だけでも「防暑服,OD,2形」、「防暑服,重作業用」といった数種類があるため、用途に応じてODと迷彩の防暑服を使い分けていたのではないかと私は考えています。

防暑服,迷彩,2形は1992年度納入で、第2次派遣の前年より迷彩の防暑服の支給が計画されていた事が分かります。





  


Posted by 歴代の自衛隊装備 at 21:09

2015年11月20日

陸上自衛隊 空挺迷彩服,2形, 1992年度

第一空挺団が着用する空挺服,2形です。

見た目は戦闘服,一般用ですが、ポケットや袖口はスナップボタン留め、腰に調節紐な内蔵される等の変更点があります。

制式採用直後の1992年製です。

サイズは3Y(やせ型)という、90年代に存在した3Aより一つ小さいものになっています。





  


Posted by 歴代の自衛隊装備 at 23:00